この空気この空気

版権と(準)オリジナルですっごく叩かれることが以前あって、未だにその辺のモヤモヤ感が抜けきれんかったのですが、この本見てたらやっぱこういうのが好き!って確信が持てたので広めようと思う。
同じく不快に思う人には不快かもしれません。だがとくと見よ。これが昭和全盛期のおおらかな空気だ!そして私が好きな空気だ!(笑)

おいらが生まれた時にすでにあって、欲しかった時には既に絶版だった子たち。ヤ●オクで必死に集めたさ(
その中でも特にお気に入りです。
中身は一番左のスーパーマリオブラザーズ外伝。ちょっと突っ込んでみると
・キノピオが既に人間やし侍女って事は女の子(
・姫と後ろの人たち一体なんやねん((
・魔族とか妖魔使いとか普通に出て来ます。そして当時マリオさんはヨッシーを使わず馬を走らせるそうです
・ポテト王国のアンドレ王子っていう王子がどうやらクッパと繋がってる模様。後々わかるんですがクッパの息子が王子を乗っ取ってるらしい
・全体の背景はどこにでもよくある、剣と魔法の世界みたいな印象です。マリオの世界観とは(
内容自体はコミックですが分岐があって、選んだ分岐のページに進む事で内容が変わるというゲーム形式。マルチエンディングですね。この形式自分がヤングな時はまだあったんですが、今もあるのかな?
でもさすが外伝。内容がやりたい放題。大好き。
これは一番右にあるスーパーマリオブラザーズ物語というお話から抜粋。
それにしてもシリーズ第5弾っていう事は1〜4もあったって事かな…超欲しいんですけど
注目はここ。表紙の帯にある「一人で、と思ったら、弱虫のルイージ王子と一緒の珍道中となった…」ルイージ…王子…?(
2枚目のが2枚目のルイージ王子です( もはや誰状態。作者の自由度加減が伺えます。こんな本が世の中に出てたんですね。
3枚目はその道中。この辺はさっきの外伝に比べてちょっと公式よりかな?キャラが人間じゃないし(
マリオさんも英雄じゃなくて、いい兄貴分だったっていう言葉が好きだったので写真に撮って見ました。
本は実は小説なんですが、多分対象は子供かな?小学生の子でも読める感じのやさしい文でした。私が読めたもの(活字苦手

こんな感じです。でも当時も、これ結構嫌な人は嫌だったろうと思うんです。思いっきり公式とかけ離れてるから。
それでも本として世に出してくれている、物語として提供してくれている事にすごく感謝しています。私はこういうのが好き。
いまでこそ公式で可愛い、かっこいいギャップを醸す素敵イメージが定着していますが、当時のパロディっぷり大衆っぷりが、なんとも懐かしく愛おしいと感じるのでした。
4コマ漫画王国も復活して欲しいなぁ〜〜(о´∀`о)
お付き合い、ありがとうございました!